松平信宝(のぶたか)(大河内松平家)

在位: 天保13年(1842)~弘化元年(1844)

 信順の子松平信宝が家督相続。

 天保の改革時の老中首座水野忠邦が職を辞し、異国船が近海に出没して世の中が騒然とし、吉田藩の財政も困窮して内外とも多難な時期の藩主だった。治世僅か1年10か月19歳で夭折した。